つばさ整体院の整体
つばさ整体院には「正しい姿勢を身につけてもおう!」というテーマがあってそのための施術をしているのですが、具体的にどんなことをしているのか?ということを聞かれたので、ちょっと紹介したいと思います。
つばさ整体院の整体が、東洋医学をベースにしたものということは前回のブログに書きましたので、今回は具体的にどんなことをしているかを少しご紹介します。
姿勢を整える上でポイントなることがいくつかあるのですが、その中でも代表的なものが「背骨」です。
姿勢を変えていくわけですから「背骨」ってとても大切ですよね。
姿勢が悪くなっている人の特徴は背中側の筋肉が固くなっているということがあります。
一口に背中の筋肉といってもとてもたくさんさります。
筋肉についてもこのブログで身体のいろんなところの筋肉を紹介していますのでそちらも参照にしていただければと思います。
姿勢を変えていく上で、固くなっている背中の筋肉を緩めていく必要があるのですが、この固くなっている筋肉は主に背骨を支えるように着いている「脊柱起立筋群」と言われる筋肉です。
猫背の人にしても、反り腰の人にしても姿勢の悪い方はこの脊柱起立筋群が固くなっています。
まずこの筋肉を緩めていくことがポイントの一つになります。
そして、緩め方ですがこれもいくつかパターンがあります。
その一つは、背中を通っている「ツボ」と「気の通り道」を使う方法です。
このブログは東洋医学を全く知らない人が読んでも分かりやすい様に「ツボ」と「気の通り道」という言い方にしていますが、東洋医学の言葉で言うと「経穴」と「経絡」です。
身体には数百のツボと十二経の正経があります。
背中には経絡のうち「足の太陽膀胱経」という経絡が通っていて、この経絡は背骨を挟む様に上から腰まで左右に二本ずつ通っています。
この経絡には背骨と背骨の間を目安にツボ(経絡)が存在しています。
そして、この経絡は背骨の周りの脊柱起立筋群に含むように通っている経絡です。
この経絡と経穴を活用して、背骨周りで固まってしまっている脊柱起立筋群を緩めていきます。
固くなっている筋肉というのは東洋医学からすると「気血水」の通りが悪くなっているということなので、経絡に流れている「気」がさらによく流れるように、手技を行うのですが、この手技も状態によって使い分けをします。
患者さんの体調や不調の状態、筋肉の硬さをみながら主に「按揉法」や「指按法」という技法を使っていきます。
「按揉法」というのは手のひらをうねるようにかつ回しながら行う方法です。
一見すると、手を背中において回しているようにも見えるのですが、平面に回すだけでなく上下にうねるように動かしています。
平面に回す方法もあるのですが、この方法の違いは「気」をどんな感じで通していくかということによって変えていきます。
この時の「気」というのはあくまでイメージですが、生理学的には「血液」だと思っていただいて結構です。
要するに血流の流れを良くしていくためにどのような技法を使うかということになります。
「指按」はいわゆる指圧によく似た技法ですが、これも押す方向、押す時の力加減、押した後の指の戻すスピードなどいろいろなやり方がり、やっていても面白い技法です。
これらの技法を使って背中にある経絡とツボを刺激することで、脊柱起立筋群を緩めていきます。
これらの手技を文章で説明するのは伝わりにくいと思うので、いつか動画を撮って紹介したいなとは思っています。